株式会社ウィズ様は1989年の創業より30年以上、人材派遣・人材紹介を主な事業としています。また、当社とのお付き合いも長く、「はたらこねっと」のご利用は15年以上。内勤社員の採用、そして1,500人もの派遣社員を募集するためにどのような取り組みをしているかをご紹介します。
- 課題
- 人材派遣会社としての差別化が難しい
- 「はたらこねっと」をはじめ求人媒体には多くの人材派遣会社が出稿しているが、通常は派遣会社で選ぶというよりは、案件内容で選んだ結果その派遣会社に入社するという流れが一般的だ。そのなかで、案件への応募ではなく、派遣会社に直接応募することは稀である。案件内容だけでなく「この派遣会社で働きたい」と思ってもらうための差別化が難しい。
- 結果
- 「はたらこねっと」の広告活用により派遣会社への直接応募が増加
- ウィズ様が購入した「はたらこねっと」内の広告バナーでは、単に会社名を掲載するのではなく、あえて会社名は伏せた広告を展開した。ウィズ様の魅力を引き出すために考え抜かれたアイディアにより、会社への直接応募件数が3倍に増加した。
「はたらこねっと」は15年継続利用 現在は応募総数のうち半分を占める
「はたらこねっと」導入のきっかけを教えてください。
株式会社ウィズ スタッフ登録管理センター 管理部 マネージャー 牟田賢一様(以下・牟田様):「はたらこねっと」を導入したのは15年くらい前で、当時私は営業部に所属していました。その頃は求人サービスって今ほど多くなかったのですが、dipさんのサービスだけ使っていなかったみたいなんです。ただ、dipさんは有名人を起用した広告に力を入れていて知名度が高いことは知っていました。派遣会社は常に新しい人材を必要としているので、プラスアルファで集客できるように「はたらこねっと」を使い始めたのがスタートですね。
その後、私が全社の求人を一括して担当するようになり、12年ほど経ちます。
「はたらこねっと」からの応募状況はいかがでしょうか?
牟田様:当社はさまざまな媒体を利用しているのですが、最近でいうと「はたらこねっと」からの応募がずば抜けて多いですよ。全体の応募数は月1,500件程度で、そのうち700件が「はたらこねっと」経由です。
一人ひとりに向き合うからこそ、派手さのない堅実な求人原稿で差別化
どのような方からの応募が多いのでしょうか。
牟田様:基本的には10代から60代以上まで幅広く応募いただいています。ただ、「はたらこねっと」は全体の半数を占めるだけあって、これらの年代のなかでも、最近は50代や60代が増えていますね。70代や80代の方からの応募もあって驚きましたよ。当社としてもお断りではなく、このような方々をいかに企業様に提案するかという工夫が必要になってきます。
応募を増やすためにどのような工夫をされていますか。
牟田様:当社のホームページやオフィスは派手なほうだったり、マスコットキャラクターもいたりして、会社としてはカジュアルなイメージなのですが、求人原稿に関しては顔文字や絵文字はほとんど使わないんです。それは当社が派遣業務を行うにあたり、「単に人を集めれば良い」という方針ではなく、一人ひとりを向き合っていきたいという思いがあるからです。インパクト重視で目先の利益を求めるのではなく、堅実な求人原稿で当社を選んでもらえるように意識しています。
dipからの提案で応募が3倍に 今後は支店拡大計画も
営業担当者からの提案やサポートなどで、印象的なエピソードがあればお教えください。
牟田様:特に反響があった取り組みは、「はたらこねっと」の広告バナーを買ったときのことです。バナーに載せる内容はすごく大事だったので、dipさんに相談しながら内容を検討していました。その結果出た結論が、「派遣会社なんてどこも一緒だと思っていた」というコピーだけで勝負する案です。
この広告がすごく評判が良かったようで、案件ごとの応募ではなく、当社に直接応募する数がとても増えたんですよ。直接応募が来るのは普段10件程度なのが、このときは30件に増えました。他の派遣会社さんからも褒めてもらえて、業界内で話題になったみたいですね(笑)。
後になって当時の担当さんと話したら、「ウィズさんの魅力を引き出すために、本当にいろいろ考えました」と聞いて、素晴らしい担当さんがついてくれていたんだなと実感しましたね。
ウィズ様と長く深く関わっているからこそ生まれたアイディアなのですね。
牟田様:我々も少ないマンパワーで対応していることもあって、dipさんには無理を承知でお願いしていることも実は多いんですよね。しかし、dipさんは他社と比べてすぐ対応してくれますし、何より「堅実な求人原稿」という当社の方針を汲んだうえで的確な提案をしてくれます。本当に助かっていますよ。
最後に、今後の課題や目標がありましたら教えてください。
牟田様:いま、大阪に支店を増やす計画が進んでいるので、「はたらこねっと」をはじめとしてdipさんにもご協力いただきたいなと思っています。東京本社や支店のある金沢、静岡とは文化も違いますので、工夫しなくてはならないぶん、とても楽しみでもあります。
大阪は東京に負けず劣らず大きな都市なので、そこで結果を出せればまた新たな展開が見えてくるはずなので、本当に楽しみですね。