バイトル出張授業レポート
埼玉県杉戸警察署が主催する闇バイト啓発イベントにおいて、闇バイトトラブルを防ぐための正しい知識と安全なバイト探しを促す特別授業を行いました。
杉戸農業高等学校の生徒約650名(高校1~3年生)と、校長先生や教頭先生をはじめとする教員の皆さまにご参加いただき、危険な闇バイトを自分ごととして捉え、闇バイトの見分け方を学んでいただく場としました。
授業を行った埼玉県杉戸警察署の声

闇バイトが社会問題化する中、関与する若者を減らすための方法を模索していたところ、ディップの取り組みを知りオファーいたしました。闇バイトに関する危険性を企業様にも広めていただけることはありがたいです。
今回の授業を通じて高校生が闇バイトに対する理解を深め、いかに若者がターゲットにされているのかを知ってもらう機会となればと考えています。今後も防止策を講じていきます。
(埼玉県杉戸警察署 生活安全課長 山田 徳行様)
授業を受けた校長先生・生徒の声

本校は許可制のもと全校生徒のうち約1割がアルバイトをしています。昨今闇バイトのニュースが多く、埼玉県では学生の検挙もあり、我々教員としては中高生が狙われていると実感していますし、関心は高まっています。
ほとんどの生徒がニュースの中の話、他人ごとだと思っている印象がありましたので、今回の授業を通じて、それを自分ごととして捉えるきっかけになったと考えています。
(埼玉県立杉戸農業高等学校 校長 田口先生)

闇バイトは自分とは関係ないことだと思っていましたが、自分も関わる危険性が身近にあると知って怖いと思いました。危険なバイトに巻き込まれないためには、自分でしっかりと情報を見分ける必要があることを学びました。
(杉戸農業高等学校 参加生徒 高校1年生)

闇バイトクイズを体験してみて、自分も危険なバイトに騙される可能性があると思いました。まだ実際に闇バイトの求人を見つけたことはありませんが、闇バイトの特徴を覚えておき、もし怪しい情報を見つけたら、友達ではなく親や先生など大人にまず相談して、警察にしっかり話したいと思いました。
(杉戸農業高等学校 参加生徒 高校2年生)

(今日の授業を通して)自分が大きな犯罪に巻き込まれるリスクは思っていたよりも身近にあるのだなと気づきました。また闇バイトは一人の問題ではなく、みんなで解決していくべき問題だと思いました。
(杉戸農業高等学校 参加生徒 高校3年生)