バイトル出張授業レポート
神奈川県座間警察署主催のバイト啓発イベント内で、教員と生徒に対して闇バイトトラブルを防ぐための正しい知識と安全なバイト探しを促す授業を神奈川県立相模向陽館高校にて行いました。
本授業には生徒のほか、校長先生や教頭先生をはじめとする多くの教員の皆さまもご参加いただきました。高校生がアルバイトをする際の法律やルール、求人の探し方、闇バイトの見分け方について、理解を深めていただく機会となりました。
授業を受けた警察、教員、高校生の声
求人情報を扱うディップだからこそ発信できる情報があると思います
特殊詐欺の犯罪は、年々手口が変化していてなかなか減少していません。その中でも闇バイトは組織に属していない一般の人たち、特に若者がターゲット となり関与してしまうケースが多くなっています。警察としては、検挙していくだけでなく未然防止をしていく必要があり、闇バイトの危険性を伝えるため の広報活動をしています。どのようなバイト探しが安全なのか、危険な情報をどのように見分けるべきなのかを、求人情報を提供しているプロに説明してい ただくことは、内容が深く説得力があり、おもしろい授業になると感じ、今回講演依頼をしました。闇バイトという社会課題に対して、今後もともに啓発活 動をしていきたいと考えています。
(神奈川県座間警察署 生活安全課 和田課長)
教員がもっと学ぶべき領域だと感じました
今回は生徒向けに授業していただきましたが、授業を終えて、教員側がもっと知るべき内容だと思いました。我々がアルバイトしていた頃と仕事の探し方 も異なりますので、現代の求人でどう闇バイトを見分けるのか、高校生がどのようなルールの中でアルバイトができるのか、まずは教員がしっかり理解する ことが、生徒たちの安全を守るためにも大切だと思います。
(神奈川県立相模向陽館高等学校 校長 内田先生)
高時給求人は魅力的だからこそ特殊詐欺には気をつけたいです
日本の労働人口や世界的にみた高校生の労働人口について、これまで知る機会がなかったので、闇バイトに関すること以外にも、授業を通じて新しい発見 を得ることができました。最近、アルバイトをはじめるか検討していたのですが、求人を探す際に一番気にしていたポイントは時給が高いかどうかでした。 高時給な求人は気になるし魅力的にみえるので、募集内容が少しでも怪しいと感じたら今日の授業で学んだことを活かしたいと思います。
(神奈川県立相模向陽館高等学校 参加生徒)