志望動機は、面接で必ず聞かれる質問のひとつなので、じっくり考えて準備しておく必要があります。看護師の志望動機を書く際に気をつけたいのは、「自分らしさが出ていること」「やる気が伝わること」「謙虚であること」です。面接担当者に、「この候補者に会いたい」と感じてもらうためには、誰でも書けるような定型文ではなく、その人の人柄が伝わるような印象的な内容であることが求められます。「貴院の経営理念にひかれました」という志望動機だけでは弱いので、なぜそう思ったのかというその人なりの理由を付けることが大切です。また、正社員の看護師は責任のある重要な仕事です。未経験者であっても、早く知識を吸収し一人前になれるようなやる気がある人を必要としています。そのため、志望動機が「研修制度が充実しているため」ということだけでは、あまり主体性を感じられません。「誰かに教えてもらえるだろう」という受け身の態度ではなく、自分から積極的に業務を覚えたいという意志が伝わる方がいいでしょう。志望動機には、看護師を目指すきっかけとなったエピソードや、なぜ他院ではなくこの病院がいいのかを具体的に説明しましょう。事前に病院を訪れたり、ホームページなどで病院について調べたりすることも大切です。
面接に行く際には、事前に面接会場と持ち物、服装をチェックしましょう。面接は病院ではなく別会場で行うことも考えられるので、当日の行き方を確認し、不安であれば事前に1度行ってみるといいでしょう。持ち物は、筆記用具、メモ帳、履歴書、証明写真の他、病院指定の持ち物です。履歴書や証明写真のサイズなどが決まっている場合は、指定のものを用意しましょう。面接には、アクセサリーやネイルアートは基本的に避け、清潔感のある服装や髪型を心がけます。髪を染めている方や極端に痛んでいる場合は、事前に黒く染めて整えたほうが印象としては良いと考えられます。面接時は、明るく丁寧な態度で臨みましょう。面接官は、質問の回答内容だけでなく、話し方、態度、コミュニケーション能力も見ています。入退室時のマナーを守り、相手の目を見てはっきりと話しましょう。また、話す際には話が脱線しないように、結論から端的に話すことが重要です。最後に「質問はありますか」と聞かれることもあるので、「職場の環境について」「病院が求める人物像」など気になる点を質問するといいでしょう。
面接では、志望動機、将来のキャリア像、前職の退職理由などさまざまな質問を受けます。これらの質問の意図は、候補者がその病院で力を発揮して貢献してくれるかを見極めるためのものです。いろいろな角度から質問をすることで、「長く働いてくれる人」「主体的に動いてくれる人」「やる気がある人」「チームメンバーとうまくやっていける人」など病院が求める人物像と合っている人物かどうか、その人の本質を見極めようとします。例えば、志望動機が弱かったり他院でも通用したりするものであれば、「うちの病院でなくてもいいのでは」と思われてしまいます。将来どうなりたいかが明確でなければ、「看護師を長く続けたいわけではないのかな」と感じられてしまうかもしれません。また、医療機関での業務は、精神的、体力的にも強さが求められる職業です。そのため、「体力に自信はありますか」「○○という状況のとき、あなたならどうしますか」など、体力面やストレス耐性における質問をされる場合も考えられます。男性の場合は、「女性が多い職場でもやっていけますか」など女性が多いことへの耐性を聞かれることもあります。女性が多い職場で人間関係をうまく保ち業務に集中できるかを確認するためです。
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