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仕事内容
カフェの仕事は、主にホール、キッチンと2つの業務に分けられ、それぞれ仕事の内容が違います。ホールの仕事は、お客様の注文を取ったり料理を運んだりするなど、接客がメインになります。キッチンの場合は、調理や盛りつけ、皿洗いなどが主な業務です。店舗によっては、簡単なドリンクはレジ担当のスタッフが作る場合もあります。そのほかに、清掃や資材の補充なども業務の1つです。また、店舗のタイプはフルオーダーとセルフがあり、フルオーダーの場合はお客様が座っている席へ行き注文を取って、飲みものや食べものを運びます。食事のメニューが多いカフェや、喫茶店などはこのタイプの店舗が多いようです。チェーン店でよく見られるタイプのセルフの場合は、カウンターで注文を受け、お客様自身が商品を席まで運びます。
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スキルや資格
カフェの仕事に必要な資格はとくにありませんが、飲食業の経験があると有利でしょう。接客が主になるホールスタッフは、人と接することが好きな人に向いています。明るく笑顔で対応できることが望ましいため、コミュニケーション力が高いと強みになります。キッチンスタッフは、料理が得意な人や料理を学びたい人、手際よく物事を進められる人などに向いているでしょう。混雑時はとくに効率よく仕事をこなすことがポイントです。また、業務をスムーズに進めるためにはホールとキッチンのスタッフが助け合って仕事をする必要があり、チームワークも大切です。どちらの業務も飲食物に触れる仕事となるため、清潔感は非常に重要です。
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働くメリット・やりがい
ホールの仕事では日々いろいろなお客様を接客するため、対人マナーを学ぶことができコミュニケーション能力も磨かれます。そのスキルは、社会人として仕事をする上でどんな場面でも役立つでしょう。キッチンの仕事では、料理の腕が上達し、盛りつけのセンスも身につき、料理の楽しさも広がります。さらに、コーヒーにこだわるカフェでは、コーヒー豆の知識を得たり本格的な味わいのコーヒーを自分で淹れられるようになったりするため、コーヒー好きな人にとって魅力的です。店舗によってはまかないが出たり、店舗のメニューを割引価格で買うことができたりします。また、おしゃれなカフェメニューが自分でも作れるようになることも、メリットの1つといえるでしょう。
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職場環境・待遇
カフェの勤務時間や日数は、1日4時間や週2、3日程度から働けるところもあり、シフトの相談に乗ってくれる場合が多いので、自分の生活に合わせた働き方ができます。関東はカフェが多いので、雑誌やテレビで話題のお店や、自分の好みに合うインテリアのお店や、こだわりの素材を使ったフードメニューなど、さまざまな観点からお店を選びやすいです。駅の近くに店舗を構えているお店も多いため、通勤しやすいカフェを勤務地として選ぶことも可能です。スタッフは男性と女性ともに活躍しており、年齢は10代から40代の方が働いている場合が多いです。未経験からでも働きやすい職種のため、学生のはじめてのアルバイトとしてもおすすめです。